どうも、だあさん(@daaaasan6)です。
今回は、デンソー内の職場の状況について書いてみました!
先日、国内自動車メーカーの生産休止状況をまとめました。
【期間工はクビ?】デンソー、新型コロナウイルスの影響は?自動車メーカーの生産停止相次ぐ!どこのメーカーも長くて1週間くらいの生産休止だったのに対して、スバルは4/9~5/10(GW期間含む)までお休みになりました。
これだけ影響があるとデンソーへの影響も大きくなりそうですが、意外なことに残業が増えた職場もあるようです!
なぜコロナウイルスの影響で残業が増えたのか書いていきたいと思います。
まずはデンソー内の現状を報告します。
デンソー内のコロナウイルス対策
今のところ国内のデンソー従業員が、コロナウイルスに感染したという報告はされていません。
※海外勤務の従業員が感染したという報告は1件有り
しかし、いつ感染報告が上がってもおかしくない状況。
デンソーでは、感染被害を抑えるために行っている取り組みがいくつかあります。
まず、毎朝の体温チェック。
デンソーでは、毎朝検温することが義務付けられており、体温が37℃以上ある人は出社禁止になっています。
検温の目的は、体調不良者を出社させないことで他者への感染被害を抑制すること。
コロナウイルスに感染しているかどうかの判別は簡単には出来ません。なので、体調が優れない人は全員出社禁止にしています。
平熱が36度5分とか低めの人は問題ないのですが、平熱が37℃近い人は結構戸惑うみたいです。
そういう人は、自分の体調を考慮して判断しているみたいです。あくまで自己申告なので。
次に、休憩の分散化。
出来る限り社員同士の接触を避けるために休憩を取るタイミングと場所をずらすように指示されました。
今まで時間になったらまとめて休憩に行っていた職場も時間差で行くようになり、人が密集しないような取り組みが行われています。
休憩場所ごとに番号が割り振られていて各休憩ごとにどこで休憩を取ったか記入するようにもなっています。
万が一、発症者が現れたら行動場所や濃厚接触者を後追いするための物ですね。
そして、会話禁止化。
食堂では、原則会話が禁止になりました。特に、昼勤だと上位職制(課長や工場長)が監視をしていて少しでも会話をすると注意されます。
食堂の座席は対面の位置にしか座れないように椅子に明示されており、対面に座れないようになっています。
なので、みんな黙々と食事をしています。夜勤は普通に会話している人もいますが、普段よりも控えめな感じにはなっている感じです。
喫煙所も同様です。
たばこの喫煙所でも会話は禁止になっていて、昼勤の時は以前と比べてかなり静かになっています。
このようにデンソーでは、少しでも接触機会を少なくして被害抑制に努める取り組みが行われています。
一人でも感染者が出たらその後の対応が大変ですし、広範囲に影響が及ぶのは目に見えているので珍しく先回り対応している印象です。
各職場の残業・夜勤の有無
デンソー内でも早い内から影響があった職場もあれば、じわじわ影響が出始めている職場いろいろあるみたいです。
私の働いている職場では、負荷の高い製品はそこまで影響がなく負荷の低い製品が影響あったくらい。なので、多少残業が減ったものの相変わらず残業と夜勤がある状況となっています。(今となっては仕事があるだけ有難い)
ただ、周りの職場は影響が大きいのか夜勤が無くなった職場が多そうです。自分が夜勤の週は工場内の電気が全くと言っていいほど付いていないので。
先日、Twitterにてデンソー従業員関係者と思われる方々に職場の現状を教えていただきたいという内容のDMを送らせていただいたところ、数名の方々から返信して頂くことが出来ました。
※返信頂いたフォロワーの皆様ありがとうございました!
その方々から提供して頂いた情報と私の友人や同期の意見を照らし合わせてみても、多くの職場で残業が無くなっているようでした。
しかし、夜勤が無くなったというのは少なく、定時内で昼勤・夜勤生産する職場が多いみたいです。
暇な職場の期間工や派遣の方を違う職場に応援に行かせているという話もありましたので、上手いこと人の配置を変えている様です。
朝からやることがない職場では清掃や改善、整理整頓作業をしている感じ、休める人は積極的に有休を使って休むように職場で奨励されているとの話も。
コロナウイルスによる公休については、正式なアナウンスがないのでどういった対応がされているか分かりません。分かり次第更新します。
そんな中、残業が増えた職場があると言います。なぜ、増えたのか説明したいと思います!
コロナ影響で残業が増えた職場がある!
コロナウイルスの件は、世界規模の出来事ですから、実際のところ大小差はあれどどこの職場も生産数は減っています。
しかし、そんな中、生産数が増え残業も増えた職場があります。
それが・・・
今まで生産していた製品を中国などの海外に生産移管した職場
と
同じ製品を海外でも生産している職場
になります。
組み付け職場ではほとんど無いと思うんですけど、機械を使って材料から製品形状を作り上げる部品工程では海外の拠点で製品を作った方がコストが安く済む場合があります。(海外への輸送費が抑えられたりします)
そういう時に、海外で生産を行うための移管や最初から海外で新規で立ち上げをすることがあります。
海外の中でも中国はそういう事情による移管や新規立ち上げが多く、中国と関わりの深い職場はどこの製作所にもあります。(日本とも近いし)
そういった背景がある上で、海外の拠点がコロナウイルスによって生産出来ない状況に陥ったようです。
当然、生産は遅らせることが出来ないので、海外の生産拠点が生産できなくなった分はバックアップ(代わりに日本で生産)対応をしなくてはいけない。
そういった感じで、海外拠点の生産分をバックアップすることになった職場が、反比例するように忙しくなっている状況みたいです。
私の職場でも海外拠点への移管は多く行われていますが、今のところバックアップの話はありません。しかし、バックアップの話があった時にはとてつもなく忙しくなることが予想されるのでバックアップは出来る限りしたくない所ですが・・・。
まとめ
コロナウイルスに掛かるとその後の対応が大変なので会社としても多くの対策を取っているようです。
働く側としては、窮屈に感じてしまいますがこの状況なので仕方ない・・・といった具合です。
基本的には、どこの職場も減産傾向ですが、職場によっては海外拠点のバックアップで忙しくなっている職場もあるようです。
早くコロナウイルスが収束することを願ってここらで締めたいと思います!
それでは、また!